「首都決戦」の東京都知事選で、17日間に及んだ選挙戦のフィナーレを迎えた7日、主要な各候補は新宿、渋谷などのターミナルで「最後の訴え」に声を振り絞り、政党の支援を受ける候補の陣営では党首クラスや都連トップらも次々とマイクを握った。
1000万人有権者が選択するのは、都政の継続か、それとも刷新か――。
買い物客や帰宅を急ぐ人でごった返す新宿駅前。現職の石原慎太郎候補(74)は午後7時20分、都庁を見上げる西口に姿を見せた。
長男の石原伸晃・自民党都連会長や公明党の山口那津男・都本部代表の応援演説の後、トランペット奏者がファンファーレを鳴らし、「T」「O」 「K」「Y」「O」の5枚の幕を五輪のマークの形に掲げる演出の中、石原候補が選挙カーの上へ。ロータリーを埋めた聴衆に「オリンピックをやって、若い人 にいい夢を残していきましょう」と訴え、「横田基地の軍民共用化で、1日60便の飛行機が飛びます」と「東京の夢」について熱弁を振るった。
駅をはさんだ反対側の東口では同じ時間、前宮城県知事の浅野史郎候補(59)が「反石原」の姿勢を強調してきた選挙戦を締めくくった。広場に集 まった支持者が小旗を打ち振る中、民主党の菅代表代行や社民党の福島党首らから「浅野さんから本当の民主主義が始まる」とエールを送られながら登場した。
浅野候補は「戦いの相手は石原さんではなく、政治に対するあきらめの気持ちだった。あしたが、東京から日本の政治が変わるスタートの日となる」と声を張り上げた。午後8時以降もマイクを使わず、新宿駅周辺で道行く人に握手を求めながら支持を呼びかけた。
共産党推薦で元足立区長の吉田万三候補(59)は午後7時40分、渋谷駅近くで、「言っていることやマニフェストが途中で変わるような人に都政は変えられない。本気で都政を改革できるのは私だけだ」と訴えた。
建築家の黒川紀章候補(72)は午後6時過ぎから日本橋で、能登半島地震後に発表した「東京防災計画緊急提言」をPR。この後、石原候補と政策論争をしようと新宿駅前に出向いたが、支持者らに制止され、拡声機で「石原都政は閉鎖的だ」と訴えた。
◇
能登半島地震で最も大きな被害を受けた石川県輪島市門前町地区では、県議選鳳珠(ほうす)郡選挙区(定数2)の候補者3人がいずれも防災服姿で「復興のためにがんばります」と訴えた。
住民は、がれきの片付けの手を休めて「頼むよ」と声をかけていた。
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